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青年同士の口こみが最も多いのが現状である。青年の家の事業に関心のある青年は、各広報に注目しているが、そうでない場合は、なかなか見てもらえない。そこで、青年の目に確実にとまるような新たなる広報の方法を考える必要に迫られてきた。
■マルチメディアの利用
新たなる広報の手段として、マルチメディア:パソコンの利用が考えられる。このパソコンは現在、青年層に爆発的に拡大している。
青年の発達段階を考えても、最も興味を示す年齢層であり、しかも、方法によって安価に広範囲に広報できる手段である。この手段を使わない手はない。
瑞穂青年の家では、パソコンの導入に伴い、初心者対象講座を多数開催することで、青年たちが自由自在にパソコンを利用しながら、多様で莫大な情報を自ら主体的に判断して有効活用できるよう支援に努めた。その結果、下記のように、手作りのホームページをインターネット上に発信することができるようになった。

 

(1)ホームページ作成の経過
4月10台のパソコンを設置。
5月職員研修開始。起動から基本ソフトの操作、活用の研修。
6.7月初心者対象の講座を2回開設。
インターネットの体験も行う。
9月遅2回のパソコン室の無料開放の開始。
開放時には、ボランティアとして初心者を指導する「パソコンリーダー」を配置する。
10月中級講座のホームページ作成の講座を2回開設し、「ホームページ作成委員会」を発足。
11月プロバイダーと契約し、接続。
青年の家の事業発信開始。
各サークルの情報発信開始。
12月事業の結果を発信。
随時、ホームページの更新を行う。
1月20サークルのホームページが完成。

 

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<手作りホームページ>

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<作成中の様子>

 

 

 

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